出会い なーんだ、みんな同じゃん。
山人
@genki
2023/06/11 08:00
もう20年くらい前の話しなんだけど!!
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山人
@genki
2023/06/11 08:05
僕が勤めていた施設の隣に中学校があって、そこの教員が学校の夏休み期間中に、民間企業等で様々な研修を受けるプログラムがあり、施設の支援員体験プログラムを実習した。(施設は、古い建物から規模を変えて建て替えし、開所したばかりだった。)充実した日々で、いろいろ感じたこともあったようだった。2学期になって、中学2年生の女子生徒を10人くらいだったかな?慰問に連れて来てくれた。40分くらいの交流であったが、お互いに楽しく交流できたとその時は思っていた。その後、先生がその時の全員の感想文を届けてくれた。
☆衝撃を受けた☆
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山人
@genki
2023/06/11 08:10
その感想文の中に「なぁ~んだ、みんな同じなんじゃん。」と書かれていてとても感動した。
その生徒さんの感想文を、少し引用して紹介します。
毎日、施設の前を自転車で通るけど、どんな施設か分からないし、(看板に)障害者とでている。(当時、あえて看板を立てて、そこに障害者福祉センターとかかげた。)先生に「行くよ。」って言われても、気持ちは半分半分で嫌な感じがしていた。いろいろ練習して、当日、下駄箱から上履きをだして袋にしまっても、その嫌な感じは変わらなかった。施設の玄関で上履きに履き替えると、(半分の嫌な感じが直ぐに実感に変わったようだ。)思っていたとおりだった。走ったり跳ねたり、ふらふらしたり手をひらひらさせてたり、もう直ぐに帰りたいと思った。(帰りたいと言えなかった生徒さんの気持ちがせつない。)でも、みんなと一緒にレクリエーション活動をした。(手話の歌や、軽運動のレク)(この間も、施設の仲間たちは同じで、中には気持ちが上がり過ぎて発作で倒れる仲間もいた。)だいたい練習とおりに交流ができた。・・・中略(仲間たちと直接交流した)・・・来た時と同じように、施設の人たちが玄関まで来てくれて、挨拶をした。下駄箱から靴をとって、上履きを袋にしまった。でも、その時の気持ちは、学校を出た時と違って
『なぁ~んだ、みんな同じなんじゃん。』
と思った。
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山人
@genki
2023/06/11 08:15
この出会いで、僕の気持ちも変わったし、職員の思いも変わった。あの生徒さんに感謝だ。
当時、平均年齢が県内で一番若く、同じくらいの年代の仲間たちが居たからかも知れないが、お互いにとって素敵な時間だった。
介護される側は何もできない? すばらしい表情で疲れをとってくれます。お互いに豊かな笑顔で過ごせるようにできたらいい。
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